既存住宅性能評価とすまい給付金

既存住宅購入時にすまい給付金を利用する際に既存住宅性能評価書が活用できます。
この場合は、既存住宅性能評価の耐震性能評価1以上が必要です。

〔既存住宅性能評価にて耐震等級1以上を受ける際の流れ〕

  1. 既存住宅性能評価の申請、耐震等級1以上を証明する書類を提出
  2. ERIソリューションにて提出された書類・図書を審査※
  3. 現況検査:図書と相違や構造に影響がある劣化等が無いこと等を調査
  4. 評価書の交付

 

注意事項

※「提出された書類・図書」によって、審査の内容(および費用)が異なります。

公的な書類で耐震等級1であることを確認できる

「現行の評価方法と相違がない基準で発行された建設性能評価書」「完了検査済証」等が有る場合、書類審査後に現況検査を経て性能評価書の発行

(料金例・税込)
戸建住宅、延床面積100㎡、出張料金無しの場合
現況検査88,000円+個別性能評価33,000円=121,000円

現行の評価方法と相違した(旧い)基準で発行された建設住宅性能評価書、構造計算書等の図書で構造計算の再検証等が必要な場合
提出された書類・図書をもとに、構造計算等の再検証を実施、現況検査を経て性能評価書の発行

(料金例・税込)
戸建住宅、延床面積100㎡、許容応力度計算、出張料金無しの場合
現況検査88,000円+個別性能評価88,000円=176,000円

耐震診断報告書により保有体力が必要耐力の1.0以上あることが確認できる場合
現況検査を経て性能評価書の発行

(料金例・税込)
戸建住宅、延床面積100㎡、一般診断法による耐震診断、出張料金無しの場合
現況検査88,000円+個別性能評価55,000円=143,000円
注意)別途耐震診断の費用が発生します。

 

※共同住宅(マンション)の専有部取引の場合

いわゆる分譲マンションの1室を購入された(専有部取引)場合でも住宅性能評価では共用部全体を含めた建物一棟全体の評価が必要です。書類の提出や現況検査では管理組合の協力が必要になり建物全体の評価の費用が掛かります。

公的な書類で耐震等級1であることを確認できる「現行の評価方法と相違がない基準で発行された建設性能評価書」「完了検査済証」等が有る場合
書類審査後に建物共用部および専有部の現況検査を経て性能評価書の発行

(料金例・税込)
共同住宅、建物延床面積2000㎡、出張料金無しの場合
現況検査(共用部264,000円・専用部49,500円)+個別性能評価33,000円=346,500円

②③

構造計算書、耐震診断の検証等の費用は別途見積もりになります。

以上

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