既存住宅状況調査のチェック事象 天井裏 事例①

天井裏のチェック事象は、「雨漏り跡」「柱、梁等木部の蟻害」「柱、梁等主要な木部、鉄部の腐朽・腐食」「給排水管からの漏水」「換気ダクトの脱落」です。
小屋裏点検口と同様に脚立を使い、UBの点検口等から覗き込んで調査し、写真を複数の人で確認して判定します。上部が水廻りの場合には漏水の可能性が有るので注意が必要です。

(事例)

上階の給排水管からの漏水と推測される水染み跡

 

漏水もしくは雨漏りおよび蟻害

雨漏りおよび蟻害(赤丸部)
雨漏りおよび蟻害(赤丸部)

 

その他のチェック事象

換気ダクトの脱落
換気ダクトの接続未設置・蜂の巣有り

玄関ホールなど通常は点検口を設けない箇所に点検口が設置されている場合は、過去にその周辺で発生した雨漏りなどの補修跡の可能性が有ります。補修した箇所が再発していないか特に注意が必要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です